セキソーの考える【くるまの音】
| 私たちセキソーでは、これまで音響工学に基づく解析・設計、材料開発、信頼性評価を、部品ごとに実施し、部品単位での機能・性能の向上を実施してきました。
それらを発展・融合させ、実際のクルマで、どこから、どんな音が、どこのお客様(運転者、搭乗者、沿道住民)に、どのように伝わり、どのように感じるか、音源情報・伝達経路とその寄与、音色までも含めた「トータルの制音技術」を確立し、お客様にとって不快な音を良い音色にするような全体最適のマネジメントを行います。 この活動を、クルマの音づくりの全体最適を図るシステム=SSMS(Sekiso Sound Management System)と名付け、お客様のための開発と提案を目指しています。 |




セキソーでは、シャシダイナモを備えた実車計測可能な半無響室を備えています。この設備を用いることにより、いつでも決められた走行試験をして、車外、車内騒音の測定を実施することが可能です。また音源探査技術による音の可視化や、心理音響解析による官能評価も長年行なってきており、単なる騒音レベルの低減だけでなく、快適な音色づくりを考慮した部品の開発に役立てています。これらの研究成果は、各学会などで発表をして、高い評価を得ています。







