Sekiso Pride

人財育成

セキソーの教育・訓練のしくみの1つとして「塾と道場」があります。塾と道場では、体で体感する「安全体感道場」や「加工確認(検査)」、「組付け作業」などの自主訓練道具、改善研修の部屋であるMF研修室(マルヤス・セキソーフォアマン研修)があります。
MF研修(マルヤス・セキソーフォアマン研修)とは、70日間職場からはなれ、改善を通して人財を育成するプログラムのことです。研修メンバーは3名で構成され、製造部や技術部門から選抜されます。MF研修は、「だろう」、「はず」を排して、現場に出て生きたデータ(生野菜)を取り、事業をもとに語り合う場でもあります。改善手法などを学ぶ初期合宿から始まり、中間発表会をお寺での精神修行(中間合宿)を経たあと、最終発表・卒業となります。MF研修の卒業生は自職場で活躍しています。
当社は、「女性活躍推進法に基づく認定制度」において、取り組み実施状況が優良な企業として評価され、「えるぼし 2段階目 認定」を取得いたしました。
当社では、性別を問わずすべての社員が安心して活躍できる職場づくりを推進しています。両立支援の取り組みとして、育児休業取得の推進に力を入れており、2024~2025年の育児休業取得率は、男女ともに100%を達成しました。また、育休から復職した社員が育児と仕事を無理なく両立できるよう、短時間勤務制度を小学校3年生終了まで利用可能とし、長期的な子育て支援体制を整えています。
さらに、女性のキャリア形成と活躍支援にも積極的に取り組み、管理職候補の育成強化やリーダー職への継続的な登用を推進し、女性管理職比率の向上と定着支援を進めています。
この認定取得をゴールではなく通過点と捉え、今後もワークライフバランスの実現と、ジェンダー平等を軸に、男女ともに能力を最大限に発揮できる職場環境のさらなる向上に努めてまいります。